2018年11月1日木曜日

GitHub Checks 対応 CI サービスを使ってみた

さて、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、GitHub の PR ベージに「Checks」タブが現れました。


こちらは、最近5月頃リリースされた Checks API 用のタブのようです。
Introducing the Checks API, a better way to connect integrations and code | The GitHub Blog
サード・パーティCIツールとのより深い連携を実現する新機能「Checks API」のパブリックベータ版を公開 | The GitHub Blog

CI での指摘がこちらのタブに集約される感じでしょうか。
これまでは、CI の「成功/失敗」はすぐに確認できたものの、失敗の内容は CI サービスに飛ばないとわからない(権限ないと見ることすらできない)状態だったので、これは便利になりそうです。


実際に使ってみた(失敗 PRの例)
iutest ではいろんな CI サービスを使ってますが、その中の1つ Cirrus CI が Checks API に対応して、タブに表示されていたのでそちらを例として紹介します。

テストが失敗すると↑のように Checks タブから確認できます。
Cirrus CI では OS および -std オプションをパラメタライズドに4つのテストが実施されています。サービスのぶら下がって4つのプレートが出ていますね。
それぞれ、プレートをクリックすると結果が確認できる仕組みです。

Re-run,Re-run all があるので、環境エラーなどで失敗してた場合に PR した側でも再実行できるので、それはレビュイーとしては助かりそうです。

最後に
PR ベースの開発をあまりしていないので、まだ使ってみた機会は少ないのですが、失敗原因を1つの画面で確認できるのは便利そうな気がしました。
早く他のサービスも対応していくといいなーと思いました。

今回は以上です。





ちなみに… Travis CI の表示がありますが、iutest ではまだ結果を Checks タブで見ることはできません。
実のところ、Checks API が出た5月ころにはもうこの記事を書いていて、Travis CI で試した感想を書こうと思ってましたが、いろいろあって(略)このタイミングとなりました。

編集後記1
供養
インストール
Checks タブを開くと Marketplace へのリンクがあるので開いて、お好きなものをインストールだけです。




といっても、iutest で使っている CI サービスで、
Checks API に対応しているサービスは現在(2018/6)時点では Travis CI くらいなので、そちらをインストールしました。
(インストール手順は特につまるとこもないので省略)

ここで文章は途切れている・・・
Travis CI は Checks Api に対応しているのですがタブができるだけで特に何も表示されませんでした。

0・・・

The Travis CI Blog: Announcing support for the GitHub Checks API on travis-ci.com


OSS , will soon , ははあーんまだか・・・
(まだそうだったので、記事作成を中断・・・)

・・・3ヶ月後
おおー Cirrus CI が Checks API に対応したでぇ!

Travis CI はまだかー・・・
と思いつつ、Cirrus CI で記事の続きを書くことにしました。

編集後記2
Travis CI の状況を確認
記事の続きを書くにあたって、 Travis CI の状況をちゃんと把握しようということでドキュメントを確認しました。
https://docs.travis-ci.com/user/open-source-on-travis-ci-com/#existing-open-source-repositories-on-travis-ciorg

どうやら、移行は勝手にしてくれるみたいですが、遅れているようです。
もし、ビルド履歴や設定(環境変数を含む)が消えてもいいのであれば、リクエストメールを送ることですぐさま移行ができるみたいです。

iutest の場合、設定は特に消えても大丈夫(月一定期実行してるくらい)で、ビルド履歴も数年間歩んできた思い出くらいの意味しかないので、綺麗さっぱり移行することに決めました。
travis-ci.com への移行手順は別途記事を書いてますので、そのうち公開する予定です。

公開したらここに追記

0 件のコメント:

コメントを投稿