reviewdog は様々なツールの出力から PR に対してレビューをつけてくれるとても便利なツールです。私も GitHub Actions で reviewdog 使って shellcheck とか lint とかをよくかけています。
今回は Jenkins Shared Library の groovy スクリプトの lint をしたいと思い、npm-groovy-lint + reviewdog の GitHub Actions を用意したので紹介します。
reviewdog とツールがセットになったアクションがたくさんありますが、
npm-groovy-lint のアクションはなかったので作るか、アクション側で書くかのどちらかになります。
今回はアクション側で対応したいと思います。
.reviewdog.yml
reviewdog は .reviewdog.yml に runner 情報(実行コマンドや出力フォーマット)を書いておくと、-runners オプション指定で簡単に実行できるようになるので、その方法を使います。
作成した .reviewdog.yml がこちらです。
runner: npm-groovy-lint: # cmd: npm-groovy-lint # (required) cmd: npm-groovy-lint -o log.txt && cat log.txt errorformat: # (optional if you use `format`) - '%-P%f' - '%*\s%l%*\s%tnfo%*\s%m' - '%*\s%l%*\s%tarning%*\s%m' - '%*\s%l%*\s%trror%*\s%m' - '%-Q'
コマンド指定のところで一度ログファイルに出力しているのは、色付き出力されたものを reviewdog に認識させるのが面倒だったためです。
github/workflows/reviewdog.yml
続いて、GitHub Actions のワークフローです。
こちらは npm-groovy-lint を実行する環境を整えつつ、reviewdog を実行するワークフローになっています。
name: GitHub Actions - reviewdog on: pull_request: jobs: groovylint: runs-on: ubuntu-latest container: image: docker://nvuillam/npm-groovy-lint credentials: username: ${{ secrets.DOCKERHUB_USERNAME }} password: ${{ secrets.DOCKERHUB_TOKEN }} steps: - run: apk add curl git - uses: reviewdog/action-setup@v1 - uses: actions/checkout@v2 - name: Run reviewdog env: REVIEWDOG_GITHUB_API_TOKEN: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }} run: | reviewdog -reporter=github-pr-review -runners=npm-groovy-lint
npm-groovy-lint を実行するのに、公式のコンテナ上で実行するのが楽だったのでそのようになっています。このコンテナには reviewdog が実行するために必要になる curl と git が入ってなかったので、はじめに追加をしてます。
結果
これでセットアップ完了です。
以下のように npm-groovy-lint の結果をレビューコメントしてくれるようになりました。
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