(このへんもブログにしとけばよかったなーと思いつつ)・・・理由は簡単で関連先が理由でテストが失敗したままになるのが困るからです。
iutest は独立したフレームワークですが、Google Test の Add on としての機能を持っていたりするので、Google Test を使ったテストもしています。
PR とかあったときに、Fail となっても困惑を生むだけだと思ったので、テスト用にリポジトリを分け、さらに粒度も1日1回程度にしました。
Bitrise の方が来日してくれたこともあって、Bitrise の話題が多かったです。
Bitrise は自分にとっては使っている CI サービスの1つくらいの認識で、モバイルに強いという印象がある程度でした。
特に自分ではその強みの恩恵を受けてはいないので(iOS/Androidアプリを作っているわけじゃないので)、LT を聞いててみんな使ってるんだなーという感想。あとは Circle CI も強いんだなという感想。
上記キャプチャにも書かれていますが、マイグレーションをすると .org の方の履歴は消えます。 Web config 部分も消えます。
マイグレーション依頼のメールを出すと、最初に本当にいいのかと?注意事項の確認がされます。
Migrating repos from travis.ci.org to travis-ci.com currently has the following caveats:
a) the build number will be reset to zero
b) the repo on travis-ci.com will start with a blank build history
c) the old build history will still be available on travis-ci.org
d) environment variables will not be migrated
e) environment variables will need to be recreated and, where necessary, re-encrypted by the customer for use in .travis.yml
f) repo settings such as enabled push or pull builds, auto-cancellation etc will not be migrated
iutest の場合、履歴に関しては、別に消えても特に問題がないので OK
Web config 系は cron 設定くらいなので、とりあえず .org の設定をキャプチャしておきました。
CI での指摘がこちらのタブに集約される感じでしょうか。
これまでは、CI の「成功/失敗」はすぐに確認できたものの、失敗の内容は CI サービスに飛ばないとわからない(権限ないと見ることすらできない)状態だったので、これは便利になりそうです。
実際に使ってみた(失敗 PRの例)
iutest ではいろんな CI サービスを使ってますが、その中の1つ Cirrus CI が Checks API に対応して、タブに表示されていたのでそちらを例として紹介します。
テストが失敗すると↑のように Checks タブから確認できます。
Cirrus CI では OS および -std オプションをパラメタライズドに4つのテストが実施されています。サービスのぶら下がって4つのプレートが出ていますね。
それぞれ、プレートをクリックすると結果が確認できる仕組みです。
Re-run,Re-run all があるので、環境エラーなどで失敗してた場合に PR した側でも再実行できるので、それはレビュイーとしては助かりそうです。
ちなみに… Travis CI の表示がありますが、iutest ではまだ結果を Checks タブで見ることはできません。
実のところ、Checks API が出た5月ころにはもうこの記事を書いていて、Travis CI で試した感想を書こうと思ってましたが、いろいろあって(略)このタイミングとなりました。