コードレビュータイプの CI サービス Codacy を使ってみました。
レビュー系のサービスは SideCI や Rocro 、Scrutinizer (これ覚えにくい) を使ってきました。
今のところ C++ のサポートがある Rocro が一番助かってるのですが、この Codacy でも C++ がサポートされているのは嬉しいですね。
では、早速使っていきましょう。
Sign Up
解析したい iutest は GitHub で管理してますので、GitHub で Sign Up します。権限付与すると、登録完了です。
Welcome Back 画面が出てくるので、もう一度 GitHub アカウントでログインします。
すると、さらに権限を要求されるので許可します。
ダッシュボードが表示されます。これで Codacy が利用できる状態になりました。
解析してみる
では、早速コードの解析をしてみましょう。先程のダッシュボードにリポジトリがリストアップされており、それぞれチェックボックスがついています。
解析したい対象のレポジトリにチェックを入れてみましょう。
すると、解析が始まりますのでしばらく待ちます。、
結構待ちます。
というか、Reviewing... から進みません。そのうちレビュー完了のメールが届きます。
メールを待ちましょう。
解析結果は以下のような形で確認できます。
iutest は他のサービスで静的解析をしているおかげもあって比較的クリーンな状態でした。
カスタマイズ
拡張子の関連付け
iutest では *.ipp という拡張子のファイルを使用しています。こちらは C++ で書かれたファイルなのですが、デフォルト設定では認識されてませんでしたので、拡張子設定をします。設定場所は「Settings」の「File Extensions」にあります。
無視ファイルの設定
解析対象外のファイル・フォルダを指定できます。docs とかはデフォルトで対象外になるようです。
リポジトリを階層表示してくれるのでわかりやすくていいですね。
ツールの設定
解析ツールの警告 On/Off の設定ももちろんできます。こちらは Settings ではなく「Code Patterns」で設定します。
Badge
最後にお約束のバッジの付け方です。「Settings」の「General」
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まとめ
Codacy を使ってみましたが、簡単に始めることができ、すぐに静的解析の恩恵を受けられるのはとても便利だと思いました。ただ、他のサービスでも同等のことはできているので、「Codacy だからこそ」という点は見つけられませんでした。
今後も使用していくので、ここはいいな!というところがあったら、紹介したいと思います。
では。
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