前回([C++] Coveralls でコードカバレッジ)、
前々回([C++] Coveralls でコードカバレッジ - その2)
と Travis CI + Covarlls でカバレッジ計測をしましたが、今回は Jenkins でやります。
なぜ、Jenkins かというと社内の CI ツールが Jenkins だからというだけです。
(最近は Travis CI とか Coveralls とかの方が楽で便利だなと思っているのですが、仕事では Jenkins が手放せません。)
やり方については以下の記事を参考にしました。
gcovr のインストール
まず最初に gcovr をインストールします。公式サイトからダウンロードしても良いですが、今回は easy_install でインストールしました。
やることは簡単で、以下のコマンドを実行するだけです。
easy_install gcovr
gcovr で xml 出力
gcc でカバレッジを出力する手順は省きます。gcovr で xml 出力するには --xml オプションをつけて実行します。
gcovr --xml --output=gcovr_result.xml ./test--output には出力ファイル名を指定し、解析対象のフォルダパスを渡します。
Jenkins の設定
Jenkins の設定も特に難しいことはありません。まずは、プラグインの管理で「Cobertura Plugin」をインストールします。
次に、プロジェクトの設定を開き、「ビルド後の処理の追加」から「Cobertura カバレッジ・レポートの集計」を選択します。続いて、「Cobertura XMLレポート パターン」に gcovr が出力した xml ファイルのパスを指定します。
以上で設定は終わりです。
これを実行すると、以下のようにカバレッジが表示されます。
(条件のカバレッジ率が低いですね:-<)
かなり雑に説明しましたが、とくに躓くポイントはないと思います。
視覚化すると見えてくるものもあると思うので、導入できる環境であれば是非。
(仕事で jenkins が…といいつつ実はまだ導入してない)
それでは、皆様よい開発を~。
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