actions/labeler 便利ですよね。
でもちょっと困ったことがありました。
過去の PR に対してルール適用をしようと思ったところ、ブランチ名ルールが pull_request イベント前提のコードになっていて、workflow_dispatch で PR 番号指定して実行したときに設定どおりにラベル付けできませんでした。
でもちょっと困ったことがありました。
過去の PR に対してルール適用をしようと思ったところ、ブランチ名ルールが pull_request イベント前提のコードになっていて、workflow_dispatch で PR 番号指定して実行したときに設定どおりにラベル付けできませんでした。
この問題の修正 PR を出してはいるんですが反応がないので、自分で作りました。
使い方は actions/labeler とほぼ同じです。
labeler の設定ファイルと同じ設定ファイルが使えます。
labeler-action は `dot: false` には対応していないのですが、ラベルの色設定に対応しています。labeler はラベルがない場合にラベルを作成してくれはしますが、色がグレーになってしまうのでちょっと不便でした。
色指定は以下のようにします。
labeler-action は `dot: false` には対応していないのですが、ラベルの色設定に対応しています。labeler はラベルがない場合にラベルを作成してくれはしますが、色がグレーになってしまうのでちょっと不便でした。
色指定は以下のようにします。
ci: - any: - changed-files: - any-glob-to-any-file: '.github/*' - color: '#7c0bb2' aqua: - changed-files: - any-glob-to-any-file: 'aqua.*.yaml' - color: '#1E90FF' documentation: - changed-files: - any-glob-to-any-file: - 'docs/*' - README.md
都合が良いことに color の設定があっても actions/labeler では無視されてエラーにはなりません。
ちなみに labeler-action はツールを呼び出しているだけで処理の実体は srz-zumix/gh-label-kit にあります。こちらも私が作っているもので、GitHub のラベル関係の操作を行える gh-extension となっています。
この拡張機能の1機能として labeler コマンドを実装しています。
したがって、gh-label-kit を使っていただければ GitHub Actions を使わず、ローカル環境からでもラベル設定が可能になります。
その他にも gh 標準には(今のところまだ)ない機能が揃っているので是非使ってみてください。
この拡張機能の1機能として labeler コマンドを実装しています。
したがって、gh-label-kit を使っていただければ GitHub Actions を使わず、ローカル環境からでもラベル設定が可能になります。
その他にも gh 標準には(今のところまだ)ない機能が揃っているので是非使ってみてください。
また、今回は gh-extension を gh extension install するのではなく、aqua を使用してインストールしています。これは self-hosted runner のことをちょっと意識しています。
aqua はまだ使い始めて間もないので、もっと便利な使い方を実践していきたいです。
以上です。ではでは