The Travis CI Blog: The new pricing model for travis-ci.com
Travis CI の新しい料金プランが 2020/11/02 より始まり、あっという間にクレジットを使い切りました。
新しいプランでは 10,000 クレジットが毎月与えられ、それを消費するスタイルですが、圧倒的に足りない・・
こちら↑はブログからの抜粋ですが、マイニングとかに悪用されたのが理由のようです。
制限かかっても仕方がないな…とは思います。
が、今まで CI サービスの中でも制限ゆるい方だったのが、一気にキツめの部類になったので辛いですねぇ…
まぁ、今まで無料だからと気にせずマトリックス組んでましたが、このままではキツイので体制を見直すことにしました。(自作 C++ テスティングフレームワークの iutest で主に使ってて、複数パターンでテストしてました↑)
ただ、それでも 10,000 クレジットはあっという間になくなってしまうと予測されるので、サポートに OSS クレジットを申請してみました。
結果が来たら追記したいと思います。
Travis CI のかわりにオススメの CI サービスは?
さて、これを機に Travis CI から引っ越しする方も多いと思います。GitHub Actions に移る方が多そうですが、別のサービスもオススメしておきます。
- CircleCI
まぁこれは知ってる人も使ってる人も多いと思うので、こっちに移る人も多いかも。
OSS プランであれば 400,000 クレジット使えます。
iutest の 2020/10 月の利用結果はこちら。まだ余裕あり - Drone.io
Drone (Cloud)は OSS であれば完全フリーで使えます。
並列数とか制限ありません(ただし、リソースは限られてる)
iutest では gcc/clang の各バージョンでのテストをしています。 - Azure Pipelines
GitHub Actions よりは少ない 10 並列ですが、それでも強力な CI サービスです。
GitHub Actions は(まだ)YAML のアンカー・エイリアスに対応していないので、独自のテンプレート構文が使える Azure Pipelines のほうが、マトリックスは組みやすいと思います。
Travis CI でマトリックス組んでた人にはオススメです。 - その他
iutest では他にもたくさんの CI サービスを利用しているのでよければ参考にしてください。
最後に
DockerHub の pull rate limit の対応をしてたんですが、これまたインパクトのデカイ変更でした。。。このような CI サービスの悪用は他のサービスでも起こりそうな気がしてますが。。。今後の CI as a Service はどうなっていくんでしょうね。。。
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