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2015年10月5日月曜日

[Jenkins] Warnings Plugin はとりあえずインストールしておけ

Warnings Plugin は警告ログなどを集計してくれるプラグインです。
デフォルトでたくさんのフォーマットに対応していて、独自定義も自由に作れて、
非常に便利でありがたいプラグインです。

便利なプラグインなので、ここで紹介するまでもなく既に使ってる方が多いのではないかと思います。
が、「とりあえずインストールしておけ」というまでのものかというと、
以前ここでも紹介した Groovy Postbuild Plugin と比べるとそうでもなかもしれません。

ブログズミ: [Jenkins] Groovy postbuild plugin はとりあえずインストールしとけ

ではなぜ、「とりあえずインストールしておけ」というかというと、便利だからという理由とは別の理由があります。

最新バージョンしかないプラグイン
ブログズミ: [Jenkins] プラグインのダウングレード
こちらの記事にも書いてありますが、Jenkins のプラグインは https://updates.jenkins-ci.org/download/plugins/ から古いバージョンをダウンロードしてくることができます。
ここで「すべてのプラグインの古いバージョンがある」と思い込んでいたのですが、
実はそうでもないようで旧バージョンがないプラグインもあるようです。

その1つが Warnings Plugin なのです。
しかし、古いバージョンがダウンロードできないからといって何か困ることがあるのか?
そう思う方も多いでしょう。

なにが困ったか
Jenkins のプラグインには Required Core として Jenkins 本体の要求バージョンというものがあります。
これが使っている Jenkins のバージョンよりも新しいと下のように警告されます。

困ったのはこれです。
とあるプロジェクトでは、 Jenkins が以前から使われていたものの、ほぼ素の状態で使われていました。
とあるタイミングでもっと便利にしたいとなり、Warnings Plugin を使おうとしました。
ところが、使っていた Jenkins はすでにかなり古いバージョンになっており、Warnings Plugin が要求するバージョンよりも古いものでした。

Jenkins のバージョンを上げるのは、結構ストレスです。
経験ある方ならわかると思いますが、バージョン上げた途端動かなくなったり、なんだか挙動がおかしくなったり、めんどくさーい嫌な思い出があるのです。
これが開発初期だったらよかったのですが…
かといって、Required Version を無視して使ってみて動いたらラッキーということもできないでしょう。


結局は Jenkins のバージョン上げて対応をしました。結果としては何も問題なかったです。
ただ正直、最初から Warnings Plugin をインストールしておいてほしかったな、と思いました。
プラグインのバージョンが古くても、少なくとも使えはしますから。


というわけで
旧バージョンが残されていないプラグインは、(便利なものであれば)最初にインストールしておきましょう!

私が使っているプラグインで旧バージョンがないプラグインは2つありました。
Dependency Graph Viewer Plugin
Warnings Plugin

追記
コメントいただきました。ありがとうございます。
Warnings プラグインの旧バージョンはこちらから取得できます。
http://maven.jenkins-ci.org/content/repositories/releases/org/jvnet/hudson/plugins/warnings/

これからは http://maven.jenkins-ci.org/content/repositories/releases/org/jvnet/hudson/plugins/ こっちも確認したいと思います。


2 件のコメント:

  1. http://maven.jenkins-ci.org/content/repositories/releases/org/jvnet/hudson/plugins/warnings/

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    1. ありがとうございます!別のところにあったのですね。

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