改めて公式の IDE が微妙だなと感じたので、Visual Studio で Arduino 開発ができるようにしてみました。
拡張機能を使って構築
参考にしたのはこちら。Arduino for Visual Studio and Atmel Studio 拡張機能
まさに!な拡張機能があります。
ダウンロード・インストール
今すぐ入手ボタンを押すとダウンロードページが開きます。ページの右側、Information のところに Download リンクがあるので、そこをクリックするとインストーラーをダウンロードできます。
ダウンロードできたら、インストールします。
次に、Visual Studio を起動すると、Visual Micro のライセンスダイアログが出ます。
基本機能は無料で使えるのですが、一部機能は有償になってます。
30日間トライアル版が付いていたのでとりあえず使ってみました。
今すぐ使いたくない場合はキャンセルしておきましょう。
続いて、Config ダイアログが開くので、使っている Arduino IDE のバージョンとパスを設定します。
設定は以上です。
プロジェクトの作成
メニューの「ファイル(&F)」>「新規作成(&N)」に「Sketch Project」があるので、クリック。ダイアログが出るので、プロジェクト名を入力して OK ボタンを押します。
スケルトンが作成されるので、あとはコードを書くだけです。
ビルド・転送
ビルドは F7 押すだけです。転送する際は、ツールバーに Arduino のバーがあるので、
そこでデバイスの種類と COM ポートを選択しておいてください。
設定ができたら後は Ctrl + F5 をするだけです。
シリアルモニター
Arduino IDE と同様にシリアルモニターが使用できます。ツールバーのシリアルモニターのボタンを押すとウィンドウがでてきます。あとは、ボーレートを適切に設定するだけです。
デバッグ
デバッグ機能については、公式のドキュメントを御覧ください。ブレークポイントを置けたりします。
※ デバッグ機能は有償です。(試用期間あり)
まとめ
Arduino for Visual Studio and Atmel Studio 拡張機能は、すごく便利でした。やはり、Visual Studio でコーディングできるのがとてもイイです。しかも、基本機能は無料で使うことができます。
デバッグ機能が有償ですが、なくても問題にはならないでしょう。
とはいえ、Student or Hobby License なら手の出る価格ですので、機能次第では買ってもよいかもしれません。
有償機能は時間があるときに調べてみようと思います。
拡張機能が無料になったので、すべて無料の範囲で環境を整えられるようになりました。
というわけで、
Visual Studio Community 2013 + Arduino for Visual Studio and Atmel Studio 拡張機能
はかなりオススメです。
最後に
この記事を書き始めたのが 10月 くらいなので、それから環境構築するだけで Arduino には全く触れず…当初の予定では、コマンドラインツール + Makefile プロジェクトについても書くつもりだったのですが、転送の部分で躓いているので今回は省きました。
コマンドラインツールでもできるようになったら、またブログに書きたいと思います。
というわけで、まだしばらくは環境構築してると思います。
(でも、ホントにそろそろ再開したいですねぇ…)
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