2014年1月14日火曜日

[Visual Studio] デバッガー変数表示のカスタマイズ

Visual Sutdio には「自動変数」や「ローカル」ウィンドウの変数表示をカスタマイズする機能があります。
例えば、std::vector が図のように表示されるのもこの機能のおかげです。


Visual Studio 2010 以前は autoexp.dat ファイルを編集していたのですが、
Visual Studio 2012 以降は xml形式の .natvis ファイルに変更になっています。

ここでは Visual Studio 2012 以降で説明したいと思います。
デフォルトの .natvis は "%VSINSTALLDIR%\Common7\Packages\Debugger\Visualizers" にあります。
ユーザーが定義した .natvis は "%USERPROFILE%\My Documents\Visual Studio 2012\Visualizers" に保存します。

書き方は MSDN に載っているので、こちらを参考にしてください。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/jj620914.aspx
デフォルトインストールされているファイルがあるので、それも参考になると思います。

また、Visual Studio 2013 から使える書式もあるようです。

.natvis ファイルはデバッグ実行する度にロードされるので、編集したら再実行する必要があります。
(Visual Studio 自体の再起動は不要)

.natvis を書くのがメンドクサイという方のために、すぐに使えるものを紹介しておきます。

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